ちょっとこれきついなーと思った時に使える巻き方

2018/04/09
writer：山崎拓
- ストール巻き方

先日。
あるお客さんからとてもよいアイディアをいただきました。

それはストールの巻き方というか、ストールのコーディネートに関すること。

その方がお母さんにナチュラルラウンジのストールをプレゼントしたときのエピソードを聞かせてくれたんです。

今回はお母さんのプレゼント用に２枚のストールを選んでいただいたのですが、気に入ってもらえるかは全然分からない、とおっしゃっていたんですね。でも、もしお母さんが気に入らなければ自分が使えばいいや！と思っていたそう　笑

一枚は割とシンプルなタイプで、もう一枚はカラフルな柄物。

で、実際にお母さんに渡してみると・・・

意外にもカラフルな方を手にとったみたいなんです。

でも、初めの反応は、いい感じだけどちょっと派手じゃない？
という感じだったそう。

今回このお客さんに選んでいただいたのはリネンの柄物ストールだったので、確かに人によっては派手に感じる部類。

そこでこのお客さんはお母さんにこうアドバイスをしたそうなんです。

「いきなり表側の方を使うのに抵抗があるなら、裏面を表にすれば霞がかかったみたいで良いんじゃない？」

そう言って巻いてあげると、お母さんは
「紗がかかったみたいで、これなら大丈夫そう！」
と、とても喜んでくれたみたいなんです。

そして、最終的には２枚ともとても気に入ってくれて、このお客さんが帰った後、お母さんは鏡の前で嬉しそうに一人ファッションショーを繰り広げていたようです　笑

お母さんに気に入ってもらえて本当によかったなーと思うと同時に、このお客さんの勧め方が上手いなーと思いました。

というのも、こういうシチュエーションってストールを選ぶときに結構経験することが多いと思います。

いわゆるストールアルアルです　笑

インターネットで選んだ場合は、写真で見たより派手に見える・・・

掛けてあるストールはよい感じだけど、自分が巻くとなんだかイメージと違う・・・

プレゼントでもらったはいいけど、発色が良すぎて巻くのに抵抗がある・・・

そんなとき、今回のお客さんがお母さんにアドバイスしたように、あえて裏面を出して身につける、というのはとてもよい方法だなーと。
（ちなみに、この方法はプリント系のストールで裏表がわかりやすいものに限ります）

裏面を出すと、霞みがかったように少しデザインや色がボケるので、全体的にやわらかい印象になります。発色は落ち着き、デザインも抽象的になるので、派手だなーと感じるときには心理的に身につける抵抗がとても下がると思います。

巻いているうちにその色やデザインにも慣れてきて、そのうち表を使うことにも抵抗がなくなっていくはずです。

僕も普段の接客ではあまり、裏面をあえて出してお勧めする、ということは今まであまりやっていませんでした。

でも、今回のエピソードを聞いて、一つのお勧めのパターンとして使わせていただこう！と思いました　笑

もしかしたら、これを読んでいるあなたも一度はこんな経験をしたことがあるかもしれません。または、今手持ちのストールの中にも買ったはいいけど、派手でタンスの肥やしになってしまっているものもあるかもしれません。

そんなときには、ぜひ今回のアイディアを試してみてはいかがでしょうか？

きっと着こなしのバリエーションも広がりますし、もっとストールを使ったお洒落が楽しめると思います^^

「ちょっとこれきついなーと思った時に使える巻き方」への2件のフィードバック

匿名 2018年4月9日 10:28 午後

ストールって本当に優秀なアイテムですね！
裏表なんてあまり考えたことはなかったけど、意識して巻いてみたら、楽しくなりそうです。やってみまーす(゜∇^d)!! ema*

返信 ↓
1. 山崎拓 投稿作成者2018年4月10日 5:03 午前
  
  emaさん
  コメントありがとうございます！
  本当に！優秀ですよね。僕も今まであまり裏をあえて出す、ということはしていなかったので勉強になりました^^
  ぜひ試してみてください！
  山崎
  
  返信 ↓

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。